ご覧になってくださる皆様、ありがとうございます。このブログは俺様DV夫に苦しめられた日々を30年近くを遡って当時を思い出しながら<⭐︎今思えば>.を交えつつ可能な限り俯瞰して書いていきます。
不快に思われる方の閲覧はお控えください。
新婚生活から始まった洗脳❷
夫はクイズ番組や雑学が好きです。児童期から勉強が好きだったようです。それなりに名の知れた国立大学を出ていて、実家でも最近仕入れた雑学ネタや難しい漢字をクイズにして家族で楽しみます。私にも解答権が回ってくるんだけど、間違えてばかり。夫が「こんな事もわからないの?あいちゃんは馬鹿だなー」と言い、馬鹿にしたような顔で見てくる。
日常生活でもふいに「あいちゃんには分からないよ」「あいちゃんはろくに勉強して来なかったから黙ってて」等と言われ続け、私は馬鹿で夫は頭がいい、と刷り込まれて行きました。
日常的に馬鹿にされると自信を失います。そして、日常的に怒られ続けて「私の答え=不正解」が日常化すると、思考が止まります。私は馬鹿だから1人で生きていけないんだ、困ったら夫が助けてくれるんだ、と私自身が依存していきました。いいえ、これも洗脳と言えるでしょう
⭐︎今思えば
間違える事がさも悪い事と考える事自体が、そもそも賢くないですよね。
強制習慣をいくつか挙げると
①出勤時の見送りとキス
行ってきますのチューなんて言うと可愛いけど、ほぼ徹夜で怒られ続けた後も強制的な任務です。
②夜の営み
週に1回程度。タバコ臭くて吐きそうだったけど、任務だと思って耐えていました。夫には独特な性癖もあり、断る事もありました。断られた事がショックだったようで、結婚して数年でレスとなりました。
③完璧な家事
梅雨の時期は洗濯物が乾かないのに、それすらも「計算すればわかるでしょ?」と怒ります。1日家にいるんだから、食べさせてやってるんだから、完璧に家事をこなすのがフェアでしょう?が夫の常套句です。
基本夫のご機嫌を伺いながら、埋め尽くされた地雷をどうにか回避しようと怯えながら送る生活も4〜5ヶ月が経った頃。事件が起きました
これが2度あったら、私は確実に離婚していた思い出したくもない脳裏に隠した記憶
夫に暴力を振るわれました。いつもの様に、怒られ続けて疲弊した私は夜中に家を飛び出しました。
腕を掴まれ、振り払って駅に向かう私の足を掛け、倒した後、夫は私に馬乗りになって顔を3回殴りました。道路で。警察に何故通報しなかったのか、助けを呼ばなかったのか、分かりません。怖かった。どうやって家に帰ったのか、その後の記憶はありません。
そうして子1が生まれる頃には、すっかり自信もなく人権もなくなっていた私。臨月に入り、久しぶりに妹が遊びにやって来ました。
続く→